2018年5月5日土曜日

CI療法、喜怒哀楽~初診から開始まで

どうも、蒼です!
やる時は一気にやる性格ですので、ばばっといきます(笑)

関リハから兵庫医大につながって、初診日は2月20日に決まりました。10:00~に設定された初診に向かう片道60km、車で1時間ちょっとの道のりが実はちょっとだけ…ちょっとだけですよ?憂鬱だったんです。その理由は「ボトックスが必要か否か。」

関リハでは「微妙なラインやね」と言われていましたし、回復期入院中のオーバーテーブル事件(下記参照)で、訪看のOTさんが随分がんばってくれたのですが、上腕二頭筋の緊張がまだ高いのは自分が一番わかっていたので。
ボトックス治療については利用されている方も多いですし、一切否定するつもりはないのですが、できればボトックス無しで取り組みたかった理由は2つ。
1)意識を一切失わなかったBAD経過中、力が入らなくなっていく思い出が恐怖でしかない。
2)今でも思うように動かない左手が、ボトックス注射をすることでもっと他人の手になりそうな気がしたから。

緊張の中、初診。Dr.たちにCI療法ついて、研究のために一年間は他の集中療法を受けないように、など注意事項の説明と同意のProcessがあります。3人のDr.の診察を受け、ボトックスなしでもいけそうやね、という話しにはなったのですが、作業療法室に行ってから状況は急転。

さすがは療法士さん、私の状態を見て、初対面で緊張が高いというだけではないことを見抜かれたのか、ボトックスを打ってリハをしたほうがよいのではないか、という提案がなされました。そのままの流れには逆らえず、4月25日にボトックス注射、5月7日から2weekのCI療法開始ということが決まりました。(当時は身障手帳申請中だったため、級数が低かったり、出なかったらまた相談、という話しはありました。結構高額なんですよね)

3月の半ば、どうしてもボトックスを回避したかった私は兵庫医大にTEL。ボトックスを打つ1週間前に再度必要かどうかを判断する機会をもらえないか、と相談します。

そして、運命の4月17日。

私の手を触ったDr.・そして療法士さんとも「ボトックス無しでやりましょう」という結論を出して下さいました。この結果は、それまでらいすたで学び、麻痺手を使用することで痙性が落ちたという部分がおおきく占めていると思います。らいすたにおける竹林先生の講義は、綱渡りで回復への道を進む私を何度も救ってくれているのです!


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