2018年6月2日土曜日

ムスメそして当事者のキモチ。

本日はユリ園にいってきました、蒼です。ムスメが今どきの中学生の授業で流行ってる(笑)、職業体験にいってまして。彼女の選んだ先は地域包括センターを兼ねたデイサービス(ここを選んだ理由も、考えると泣けますよね(笑))だったんですけど、談話室みたいなところで流してるTVで見たらしいんですよね。

病後、ムスメから「●●行きたい」と言われることはあんまりなかったんですが、ほんと珍しく、でした。寝不足気味でしたが往復100kmぐらいかな、大阪の舞洲までブブーンと。ムスメが私に自分の思いを出せるようになったのはいい傾向かな~と勝手に思っています。

私の動画は優先順位の関係上、どうしても上肢が多いんですが今日は珍しく歩行の動画を。ユリ園が思った上に広くてずいぶんへろへろですが、10ヶ月前にダラーンとなってた左足君にしてはがんばってくれてます。自分が小器用すぎてこの装具をそこそこ使いこなして歩いてるので、独歩は遠いな…。装具が助けてくれるので蹴り出しをがんばらなくてもいいとか、逆に膝の屈曲が必要な時には力抜いてるとか。(なので余計に臀筋群が弱く見える)
Twitterで繋がって下さっているPTさんも多いので、たまには(笑)



さて、今日はもう一つ大きな出来事。ここ5~6年連絡をとれずにいた15年来の友人がどうやら脳卒中系の病気になってたらしい、というのは風の噂で聞いていたんです。詳しい病名も知らず、でしたが、先日お便りしまして今日お返事が!

電話番号も書いてくれてたので、ものすごく久しぶりに電話したんですよ。いつもと変わらない明るい彼女の声にほっとしたのもつかの間。
やっぱり会話の内容は当事者同士でしか話せない話題に移っていきます。

くも膜下だったこと、一時はかなりよくない状態だったこと、軽度の麻痺もありつつ記憶や判断の面(高次脳機能障害でしょうか)で、以前とは違うことなど。非常に頭の回転が速い彼女が「以前のようにパパッといろんな事が思いつかないのがストレス。でも周りの人に「全然普通にできてるやん」って言われること。(笑)

一緒やなーって思わず笑ってしまいました。見えない違和感に気づいてもらえないからこその苦しみが私たちにはたくさんあります。(私も座って喋ってると運動麻痺に気づいてもらえないことが多くなってきました(笑))
完全に感覚まで元に戻すのは難しいからこそ、当事者同士も、ましてや健常の療法士さんも「本人が感じている、傍からは見えない違和感」に気づかなければならないし、気づいて欲しいな、と思うのです。


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