2018年5月20日日曜日

脳梗塞罹患後の覚悟。

どうも、蒼です!
あんまり楽しくはない内容ですが(冒頭で宣言(笑))、発症後「記録に残すこと」の大切さを感じていますので、これも書き残します。

私の父は52歳で左脳のどっか(アバウト!笑)に脳梗塞を発症、右麻痺(完全弛緩ではなかったように思います)となりました。私が20歳の時だったと記憶しているので、約25年前のこと。父は私と同じ負けず嫌い、黙々と塗り絵などを続けた結果、見た目は全然わからんぐらいに取り戻しおったので、かなり努力したんだろうな、と推測しています。(今だからわかるオヤジのすごさw)

ずっと病院にかかっており「これ小児用バファリンと同じ成分なんやぞ!」って自慢しながら薬を飲んでいたのですが、62歳の時に再発。脳幹部の梗塞だったため、15時間後に息を引き取りました。

発作が起こる日、当時1歳だったうちのムスコをベビーカーに乗せて、普段なら行かないようなところまで散歩に行き、挨拶しないような人にまで挨拶してたこと。その日実家に宿泊予定だった私が、床でぺたーっと寝ている病院嫌いの父に「病院いくかー?」って聞いたら「行く」って言ったこと。内心慌てて病院に電話し、私の車で運んでいる途中から呂律に異常を感じ始め、焦っている中で「お母さんのことを頼むな、お姉ちゃんと仲良くな、お父さんの会社に車止めさせてもらったらいいから」なんて遺言めいたものまで。「病院ついたよ!」って助手席をみた瞬間、でかい発作がおこったであろう父の苦しそうな顔。火事場の馬鹿力ってこわいね、小柄だけど60kgぐらいあった父を一人で担いで救命室まで運んだこと。車に残った父の手の跡。(苦しいときは黒い汗が出るってきいたことがありますが、跡、確かに黒かった)
父は苦しまずに逝ったって思い続けていた母には最期まで伝えませんでした。これは私だけが見て、経験したことです。今頃あっちで2人、情報交換して「アイツはーー!」なんて怒っているかも知れないけど。(笑)

こういう経験をしている私、実は再発したときの覚悟を既にしています。もちろん、あと10年はムスコとムスメの為に生きていたいし、摂生もするけど、できるだけ跡をキレイに。なので退院してきてすぐ、こっそり身辺整理を始めましたし、明日の来客は相続でもめないように姉と私の共有財産である実家売却の手続開始です。(モノが残ったら絶対揉めるしややこしいのよ!)

後悔しないように、思いついた時にやりたいことはすぐやる。出かけたときは写真を撮ってもらう。ライフワークは顔ハメ写真ですけど!(笑)まとまりのない文章になってますが、もし何かあればこの文章がボトルレターのように、ムスメに届きますように。

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