2018年5月22日火曜日

作業療法って奥が深いねえ…

こんばんは、蒼です!最近いろんなことに一生懸命だったので「そろそろ来るなー」と思ってたら来ましたよ、発熱と嘔吐w
ストレスとか疲れがたまるとこうなって、次の日ケロリ、っていうのが私のパターンで、慣れてるムスコがスポーツドリンク買いに行ってくれました。はた迷惑な体です(笑)昨日振戦がひどかったのも、たぶんこれ予兆ですわ。今なんともないし。

昨日「らいすた」で寺岡先生Presents「作業と健康と幸福の関係・概論」の講義が行なわれてたんですが、私は素人ですから、日常の作業というのをすごくシンプルに考えているので、先生方が奥深く研究なさっているのに感心するばかりです。無意識に私が行なっていることの言語化、という能力をお持ちの方がうらやましい!(感性の人)


こんな風に呟いたところ、YuKiiiさんからコメントを頂戴しました。

患者さんとかに、うまく作業の良さを伝えられれないのも、問題ですね!笑 作業の素晴らしさを伝える技術も必要ですねー てコメントから感じてます
いや、良さはわかってますよ?麻痺して早々「これがやりたい」っていう希望も持ってたし。
楽器、両手PC操作(左手はキー3つ押せたらOK)。私が再びやりたかったこと、つまり「作業」は、実生活に必ず必要でもないし、当初の状態を考えるとハードルが高かった(でも私にはそれをすることが人生に彩りを与える、つまり幸福につながることだった)んでしょうね。

急性期は私の希望が実現するように寄り添って下さいました。回復期に転院してそれらの希望が「難しい」とDr.に一蹴されてしまったことで状況は一変します。右手は小器用なので(笑)たいがいのことは右手だけでできる、というか出来なければならない。そしたら、私にとっての左手使う意味ってまったくなくなっちゃったんです。

以下、2017/8/30時点、及び12/1時点のFIMです。入院時に修正自立となっているところも、食事が配膳されるからとか、整容はドライヤーで髪を乾かすのが助手さんの仕事だから、そんな理由です。トイレ動作は手すりもってるから修正自立っていわれましたね、あってるかどうか知らんけどw特に退院時のFIMは左肩の激痛に悩まされた時期だったので、ほぼ右手一本の評価です。


退院時にはほぼ自立(階段は病院都合で一人で昇降したらダメ、という規則だっただけ)、むしろ急性期のご指導(生活動作全部こっちでできてたら、向こうではホルンとタイピングに向かって専念できるから)により、回復期に来たときにはだいたい身の回りの動作は一人でできていたので、余計に目標を見失ってしまったのかもしれません。あ、ちなみに楽器・PC、車のギア、っていう目標は、途中で勝手に「肩位置までの左腕垂直挙上」「その位置での掌・背屈」っていうのに書き換えられてました(笑)
代診OTさんの時「蒼さん、これができたらいったい何が(何の作業が)したいの?」って聞かれたので「それ私の目標ちゃう、私がやりたいことができひんのやったらどこまでできるねん、って聞いたときのあんたらの目標やわ」って答えたら「マジでゴメン」って心底謝られた思い出。(笑)

タイトル画像は、退院してきた月のおせちです。


右手だけで「こんだけできたらもうよくない??」と思った私の落としどころもわかるってもんです。左手or両手を使ってやることはどうやったら右手一本で代用できるのか、そう考え出したのも回復期入院中のこと。

帰ってきて訪看・急性期のOTさんにお世話になるようになって、再び「もうちょっとがんばってみよか」って思えるようになったのは、自分でもどんだけポジティブやねん、と笑えますw
算定期間(180日)の外来が終わってからいろんな●●法も試してきました。回復期から長いこと続いた、痛みをとってくれた在宅でのOTさん、兵庫医大に行こうと決意させてくれた「らいすた」には感謝してもしきれませんし、特にCI療法の2週間で楽器が吹けるようになるとは、自分自身も、周りの方も想像しておられなかったに違いありません。

理屈はどうでもいいし、作業とか機能とかそんな対立してる前に、病前の活動が出来る方法を教えてくれよ。あの病院で回復期を過ごした私の「心の叫び」です。
ついったらんどの住人の皆さんには「ありえなーい」かもしれませんが、こんな三ヶ月を送った当事者もいるんですよ。


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